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リハビリ型の医療が中心の慢性期病院
病状が安定し、長期的な治療が必要な患者さんが入院している慢性期病院は容態の回復を目的としたリハビリや透析が中心です。日常生活のケアが中心となるため、体力的な負担はほとんどありません。
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ワークライフバランスも重視するなら企業看護師
スキルアップとワークライフバランスの両立を目指すなら企業看護師がおすすめです。企業のカレンダーに合わせて働くので休日もしっかり取れ、病院では得られない知識が身につきます。
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求人を探すならココをチェック!
求人はさまざまな方法で探すことができますが、どの方法にもメリット・デメリットがあるので、その点を理解しておかなければ失敗してしまいます。近年、求人探しの主流になっている3つの方法を紹介します。
看護師としての成長を促す手術室
手術室で働く看護師の役割
手術室で働く看護師は「手術室看護師」もしくは「オペ室ナース」「オペ看」と呼ばれています。手術室看護師の役割は大きくわけて2つあります。器械出し看護師と、それをサポートする外回り看護師です。どちらの役割を担うか、固定されているわけではありません。兼務するのが一般的なため、どちらの業務もできるように訓練が必要です。
「器械出し看護師」
ドラマの影響もあり、手術室看護師は医師にメスなどの器械を渡すのが仕事だと思っている人も多いのではないでしょうか。そのイメージ通りの役割を担っているのが「器械出し看護師」です。手術に必要な器械を準備して医師に渡したり、整理整頓したりするのが仕事です。手術の進行状況や医師の動きを見ながら次の行動を先読みして必要なものを渡しますが、器械出し看護師のスキルが手術の進行を左右するため、迅速かつ正確さが求められます。なぜなら、看護師がもたついていると医師が手術に集中できなくなってしまい、支障をきたしてしまう恐れがあるからです。器械出し看護師は手術に直接関わっているため「直接介助」と呼ばれることもあります。
手術は内容によってかかる時間が異なります。2時間程度で終わるものもあれば、24時間以上かかるものもあります。長時間立ちっぱなしで集中しているため、肉体的にも精神的にも大きな負荷がかかります。ですが、手術を無事に終えた時の達成感は他の職場ではなかなか味わえません。これまでの頑張りが報われたように感じ、蓄積した疲労も吹き飛びます。
「外回り看護師」
ドラマの手術シーンでは医師の汗を看護師が拭っているところもよく見かけると思います。この役割を担っているのが「外回り看護師」ですが、医師の汗を拭うだけが仕事ではありません。それ以外にも手術の記録をつけたり、必要な物品を準備したり、麻酔の介助や患者の状態を観察したり、コストチェックや環境を整備したり、といった仕事もあります。こちらは手術を間接的にサポートすることから「間接介助」とも呼ばれています。
外回り看護師は業務内容が多岐に渡っているため幅広い視野や知識、技術がなければ臨機応変に対応することができません。常に学習が必要となるため、看護師としてスキルアップを望んでいる人にとっては最適な環境でしょう。
やりがいを感じにくい
幅広い知識を求められる手術室看護師ですが、ほとんど手術室で過ごしているため患者さんとコミュニケーションを直接取る機会はそれほど多くありません。元気になった患者さんから「ありがとう」といわれることも少ないため、看護師としてのやりがいが見出せない人も中にはいます。ですが、手術という人生の一大事を患者さんのすぐ近くでサポートできるのは手術室看護師だけです。それだけでも大きなやりがいを感じられるはずです。
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