公私の区別とスキルアップの両立を目指す主婦看護師におすすめの職場「一般企業」

主婦看護師の復職レッスン 復職を目指す看護師の不安を吹き飛ばす!

ワークライフバランスも重視するなら企業看護師

ワークライフバランスも重視するなら企業看護師

ワークライフバランスも重視したい人におすすめ

看護師としてキャリアアップを目指すなら規模が大きな病院で役職に就くことや専門看護師などの資格を取ることだとイメージする人も多いかと思います。ですが、主婦看護師は仕事だけではなく家庭でも重要な役割を担っているため、ワークライフバランスを充実させることも大切です。そこでおすすめなのが「企業看護師」という働き方です。
企業看護師とは一般企業で働く社員が健康な状態で働けるように、健康管理や保健指導、メンタルヘルスケアなどでサポートしていく仕事です。病院のように急変や緊急手術、ナースコールに対応することはなく、急患で残業になることもありません。企業の就業時間やカレンダーに合わせて働くため、日勤のみで土日祝日も休みとなるところがほとんどです。

なぜスキルアップにつながるのか

健康管理や保健指導が中心で病院のようにさまざまな患者さんと接するわけではないため、スキルアップにはならないと考えている人もいるかもしれません。確かに、看護知識や技術が低下してしまう可能性はありますが、企業看護師として活躍するために役立つ資格もあり、病院では得られない知識を身につけることができます。

「第一衛生管理者」

看護師の資格だけでも企業看護師としては十分ですが、スキルアップを目指すなら「第一衛生管理者」の取得が必須です。50人以上の職員がいる企業では、労働条件や労働環境の衛生的改善と疾病予防処置を担当、職場の衛生管理を行うために衛生管理者を1人以上選任しなければならない、と労働安全衛生法で定められています。そのため、衛生管理者の資格も持っていればさらに有利になります。看護師として10年以上の経験があれば受験することが可能なため、ブランクがあるとはいえ経験豊富な主婦看護師には取得しやすい資格だといえるでしょう。また、保健師の資格を取得していれば資格試験を受けずに交付されるため、経験年数が10年に満たない人は保健師の資格を取得してから衛生管理者を目指すといいでしょう。
衛生管理者について詳しく知りたければ、わかりやすく解説しているサイトを以下に紹介するので参考にしてみてください。

さらなるキャリアアップを目指すなら

「産業保健看護専門家制度」への登録を目指しましょう。この制度は産業保健チームの一員として質の高い産業保健サービスを提供できるように、保健師や看護師の実践能力を育成し、質を確保することを目的とした制度です。
「産業保健看護専門家制度登録者」、「産業保健看護専門家」、「産業保健看護上級専門家」の資格認定試験もしくは資格認定審査に合格すれば登録できます。ただし、登録者試験は自己学習で十分合格できるレベルですが、専門家試験は実務経験や学会の発表と出席ポイント、社会貢献活動報告などの条件を、上級専門家試験は実務経験や学会の発表と出席ポイント、社会貢献活動報告、研究論文の作成などの条件を、それぞれクリアしなければ受験できません。そのため、これらの資格を取得することでさらなるキャリアアップにつながります。

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復職を考えている看護師におすすめ

  • リハビリ型の医療が中心の慢性期病院
    リハビリ型の医療が中心の慢性期病院

    病状が安定し、長期的な治療が必要な患者さんが入院している慢性期病院は容態の回復を目的としたリハビリや透析が中心です。日常生活のケアが中心となるため、体力的な負担はほとんどありません。

  • ワークライフバランスも重視するなら企業看護師
    ワークライフバランスも重視するなら企業看護師

    スキルアップとワークライフバランスの両立を目指すなら企業看護師がおすすめです。企業のカレンダーに合わせて働くので休日もしっかり取れ、病院では得られない知識が身につきます。

  • 求人を探すならココをチェック!
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    求人はさまざまな方法で探すことができますが、どの方法にもメリット・デメリットがあるので、その点を理解しておかなければ失敗してしまいます。近年、求人探しの主流になっている3つの方法を紹介します。