看護師として復職を目指すなら支援セミナーを受けておこう

支援セミナーで復職準備

ブランクのある看護師が復職するにあたって一番心配していることが看護技術の衰えでしょう。日進月歩の医療業界では新しい技術が次々と開発されています。ブランクによって自身の看護技術の衰えを不安に思うのも当然のことです。その不安がネックとなって復職に踏み切れない人も少なくありません。復職を目指す看護師の不安を払拭するために、看護協会や全国の医療機関、企業では復職支援セミナーを開催して復職を後押ししています。不安が拭えない人はぜひ参加してみてください。
復職支援セミナーはブランクのある看護師のために開催されています。ブランクの間に手順を忘れてしまっても、看護技術に自信がなくても恥ずかしく感じることはありません。支援セミナーを通して、最新の看護技術を学んでいくうちに自ずと自信がついてくるので大丈夫です。また、自分の働いている姿が想像しやすくなり、看護師としての勘も自然と取り戻せます。まずはきっかけ作りとして軽い気持ちで参加してみましょう。

「おさらい」に最適

復職支援セミナーで実際に体験できる看護技術実習をいくつか紹介します。
【体位交換・移乗の実習】
病院や介護施設では寝たきりの状態の人もいます。そのような人の体位交換や車いすへの移動動作が学べる実習です。
【電子カルテ・看護支援システムの実習】
ほとんどの医療機関では電子カルテを導入しています。電子カルテにすることで内容が読みやすくなるため業務の効率化や医師の指示漏れ防止につながります。しかし、パソコンに苦手意識を持っている人は操作を難しく感じますし、ブランクが長い人は電子カルテにふれたことすらないかもしれません。そのような苦手意識を解消するために、実際にパソコンを使って記入の仕方を学んでいきます。
【採血の実習】
ブランクの有無にかかわらず、苦手だと感じている人が多いのが採血です。支援セミナーでは採血用のデモ機を使用しながら、真空管や留置針の挿入を実際に行います。
【ME機器の扱い方の実習】
心電図や輸液ポンプ、シリンジポンプなどの機器の扱い方を学んでいきます。実際にその機器にふれながら確認していくので、入職後もスムーズに機器を扱うことができます。

講師陣は経験豊富なベテラン看護師

支援セミナーで指導している講師は看護師としての経験が豊富な人ばかりです。技術的な指導はもちろんですが、復職にあたっての不安や具体的な進め方などさまざまな悩みを直接相談することもできます。
また、支援セミナーには参加しているのは復職に対して不安を抱えている人ばかりです。同じ気持ちを抱えている人と交流することで、1人で抱えていた不安が払拭され、復職に向けての自信もつきます。

医療スタッフのためのスキルアップセミナーのご案内

上記のサイトでは全国の復職・スキルアップセミナーの情報を紹介しています。現在、お住いの地域をクリックして、どのようなセミナーが開催されているのかチェックしてみましょう。